X-Band ドップラーモジュール (2003/04)
動態検知、スピード測定を行う方法として、マイクロ波によるドップラー効果がよく利用されます。そんな難しいものは、個人レベルでは手がとどかないもの・・・と思いきや、秋葉原ではこのモジュールを使ったキットが安価で売られています。(¥3500/2003年4月)
現物はどの様なものなのか、とにかく手に入れてみました。

説明書を読めば、電源を供給すれば即ドップラーモジュールとして機能するもので、送信電波と反射波との差分を出力端子(IF)から出てくるようです。(簡単♪)
仕様を読めば、送信出力は10mW前後と電波法の規制に触れるものなので、その扱いには十分注意が必要となっています。モジュールそのものは、室内での使用においては、メーカーにて申請済とのことで「お部屋でのお遊び」でしたら問題ないといえます。
 

左側が受信用のパッチアンテナ、右は送信用用のパッチアンテナです。
IF端子、電源端子にはプリントパターンによりλ/4共振回路があり、RFの回り込みを防いでいるようです。
検出範囲は1〜2m前後となっていいますが、ユニットの取り付け方法を工夫すればもう少しの広範囲になるかもしれません。
もちろん、電波法に触れない範囲でユニットをバラさない範囲での工夫ですが・・・
 


モジュールの使用条件は、特に電源電圧において±0.2Vの範囲に規定されています。おそらく、この電圧を外れると、申請時の使用周波数から外れてしますのでは・・・ということは、強引であるが電圧を振ってあげれば変調がかけられるのでは・・・・
説明書の注意事項にも書いてありましたが、「変調をかけて使用するときは・・・」技適申請が必要と書いてあります。


 
  Min Typ Max Rmks
電源電圧 +4.80V +5.0V +5.2V  
消費電流 30mA    
発振周波数 10.520GHz 10.525GHz 10.530GHz  
周波数安定度 -5MHz +5MHz  
出力 3.5mW 7〜11mW 16.5mW 定格電圧による
E-PLANE半値幅(-3DB)   36°    
H-PLANE半値幅(-3DB)   72°    
最大定格(電圧) +4V/DC   +6.5V/DC  
動作温度範囲 -30℃   +55℃  
同じモジュールでお互いに電波を出しながらでのドップラー出力はどうなる?
電源電圧と発振周波数の関係・・・電源に信号を重畳したら?
ユニットに何らかの反射板(パラボラ?)を取り付けたら・・・測定範囲は広がるか?

いろいろ試してみたいですが、この続きはまたあとで。

最近出版された「本気の電子工作」という技術誌に「レーダージャマー」という、ドップラーレーダ(速度測定)のジャミング波を発生する記事が紹介だれてました。やっぱり同じことを考えるひとがいるんですね・・・でも、法律に触れますからマネしないようにしてください。このユニットのほうがレーダ周波数にあってますから実験する場合は、必ずシールドされた室内でのみでとなります。(2006/10 追記)




ラジオライフ別冊「本気の電子工作」・・・・さて、どのへんが本気なんでしょう(笑)



 

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