SH2(SH7044)
 
使い易いSH2を評価した結果について公開していきます。
なお、製品に関する質問などは、直接私のサイトには送らないでください。
購入方法ほかの問い合わせは、ココへ(販売価格:約8,000〜10,000)
なぜSHか?
 
 マイコンなら、H8やZ80系の昔からあるポピュラーなものを使えばいいじゃないかということもありますが、やはり処理速度は早いほうが良いですね。(私もH8なら普段よく使用します)
なぜ、SHを使うのかというと、それは「パイプライン」処理ができる「RISC」マイコンだからです。

今では組み込み系の機器で使用する開発もC言語もあたりまえになりつつあります。C言語で開発したものを機械語にコンパイルすると使われている命令は、たとえ高機能高速な命令をたくさん備えているマイコンでもごく一部の命令しか使用していないことに気づきます。(コンパイラに性能にも寄りますが)
 開発にC言語を使うことを前提に割り切ってしまえば、無駄な命令を省くことにより、チップも小さくなり安価になります。
 また、命令数が少ないのも幸いして、1命令1語も可能となり1命令ー1クロック動作も可能となります。さらに「パイプライン処理」が加われば、ほぼ、1クロック毎に1命令を実行させるころが出来るのが良いところです。
 ここで「パイプライン処理」という言葉を始めて耳にする方にちょっと説明しておきます。
 旧来のマイコンは「CISC」(シスク)といって、命令を実行するまでの内部動作には、大まかに「命令フェッチ」(取込み)→「デコード」(解析)→「実行」(注1)をおこないます。一つの命令が実行されるまで次の命令の取り込みは行われません。つまり、一つの命令の処理が終わるまで次の命令は、待っているだけです。
 「RISC」マイコンは、この「待っているだけ」の状態を無くしたものといえます。命令を実行しているあいだにも、「フェッチ」「デコード」を同時に処理を行います。
 これを「命令」を加工する工場に例えれば、「CISC」マイコンは、一人の職人さんが1個々の「命令」を「フェッチ」〜「デコード」〜「実行」を加工するのに対し、「RISC」では、3人の工員さんが、それぞれ「フェッチ」「デコード」「実行」を受け持ち、ベルトコンベアで流れ作業をしているといえます。つまり、特別な場合(分岐命令)を除いて、数倍早いことになります。
 この「特別な場合」とは、分岐命令を実行した時で、せっかく実行する前の工員さんが「デコード」まで加工したものが、分岐命令で全く使い物にならないことがあります。このあたりは、分岐予測などを行って補っています。(どちらかに分岐すると予測して命令の先読みをしておけば50%の確率で当たる)

 (注1)実際にはオペランドリード/ライトがありますが、解りやすくするため省いてあります
 

そのほか、フリーで入手できる実績のある開発ツール群が豊富なのも特徴ですね。

SH2の回路
 
あまりにも簡単なので紹介するまでも無いのですが、公開いたします。非営利を目的とした用途にかぎり自由に使用してかまいません。(1チップマイコンなので他マイコンとほとんどかわりありません)
なせ、SH7044を選んだかというと、
  • SH1はもう収束するし、SH3では高機能すぎる(メモリマネージャ他は不要)。
  • ピン間隔が比較的広くてハンダ付けしやすい。(7045は0.5mmピッチ、7044なら0.65mmピッチ)
  • 比較的安い。(CPUだけで¥2,000台)

  • 回路より、CPUを搭載する基板のほうが重要です。ココの会社にて基板だけの販売も検討しています。

    開発ツール
     
    私の知る限りでは、以下のサイトが一番強力な見方だとおもいます。

    GPLライセンス開発ツールはGNUのサイトより捜しやすい(SHのプロジェクトがなくなった?)
    SourceForge.net

    私的に好きなGCC-SHコンパイラのあるインドKPIT社ホームページ
    http://www.kpit.com/index.html
     

    三岩幸夫さんのサイトでH8およびSHのフラッシュライター、RTOSなどがそろう。ココで紹介しているボードも正常に書き込めました。
    H8/OS と H8 for Linux のページ

    デバイス本家家元の日立さん。サンプルや無償ツールも公開されています。
    日立半導体セミナー

    コンパイルからROM化ファイルの生成まで
    私(ハード屋)ことなので、簡単にこうすれば出来る程度のものなので、詳しいことは本をを買うか、他のサイトをお勧めします。(笑)
    デバッグツール(GDB)のGUI版の評価
    とりあえず、シミュレーションだけでも・・・でも、まだ動いていない。
    まだまだ、これから増長予定です。
     

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